坂本勇人が「もうオレはあの動きはできない」と三塁転向を受け入れた門脇の守備 他球団監督も…

[ 2024年3月10日 19:16 ]

元巨人コーチでタレントの元木大介
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 元巨人コーチでタレントの元木大介(52)が10日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲストとして初出演。巨人の遊撃を守り続けてきた坂本勇人内野手(35)が、こだわりのあるポジションを昨季終盤に当時新人だった門脇誠内野手(23)へ譲った舞台裏を明かした。

 これまでも、坂本の負担を軽減するための三塁転向説はあり、打診したことも何度かあったという。

 だが、「中山とか湯浅とかいろんな選手が(次の)ショートだ、ショートだって言われてきて。でも、坂本にしてみれば、冗談じゃないですよ、あんなヤツに僕ポジション与えるわけないでしょっていう」と元木。「でも、門脇のあの守備を見た時に坂本もサードをスッと受け入れました。もうオレはあの動きはできないって。サードで頑張るって」と名手・坂本ですら素直にコンバートを受け入れてしまうほどの門脇の守備力を絶賛した。

 「確かに凄いのが出てきたなって感じしたもんね、去年」と改めて驚きの声を上げた石橋。これに元木は1年間、コーチと新人という間柄で見てきた門脇について「他の球団の監督とかと話しても“もうけもんだな、あの門脇は”って」とうらやましがられたという会話も披露し、石橋が「メジャークラスの守備力あるよね」とすると、元木も「守備力は凄いですし」としたうえで賛辞を続けた。

 「なんて言っても人間的にほんっとに野球人の考えです。もう若くして、1年目だからどうこうじゃなくして、僕は野球のために生活しますみたいなのがもう本当に。教科書みたいな、お手本みたいな」。

 ここで石橋が「大谷くんみたいな感じだ」とストイックなドジャース・大谷翔平投手(29)の名前を引き合いに出すと、元木は「そうです。だからもう移動するのにも寝違い防止に首の枕をふくらまして持ってきて、座るところも自分の姿勢に合ったヤツを敷いて。今年から寮を出たんですけど。寮を出て一番最初に門限なくなった!って僕らの時代は。自由だ!六本木だ!って。それが彼は栄養士を付ける」。

 「凄い。やっぱりね、一流になるにはそういう一流になることをやってるんだよね」と石橋。「だから六本木で飲んで、朝まで。お姉ちゃんとワーキャーやってると…ダメなんだよ!!!」と続けると、現役時代にレギュラーになれなかった元木は「こうなっちゃう」と苦笑いだった。

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