石橋貴明 都内で野球がうまい子供は江戸川区など一部に集中?「大輔もそうじゃん?」 その理由とは

[ 2024年3月10日 17:31 ]

石橋貴明
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 TBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)が10日に放送され、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)が東京都内で野球のうまい子供は“江戸川区など一部に偏っている説”を唱え、その理由も語った。

 この日は昨季まで巨人でコーチを務め、タレントに復帰した元木大介(52)がゲストとして番組に初登場。「曲者が語る野球の魅力」をテーマに、現役時代に曲者(くせもの)と呼ばれた元木と2人で楽しくトークした。

 少子化もあって野球少年の数が年々減っている現状について、石橋は「指導者大事だよね」「子供は一発で好きになっちゃうけど、一発で嫌いになっちゃうこともある」とし、かつて耳にした海外の有名サッカー指導者が言っていたという「練習終わりに毎日子供を笑顔で帰らせることだ」という言葉を紹介し「この人素晴らしいなと思った」「深いな」とまずはうなった。

 また、野球で試合をするには最低でも両チーム合わせて18人の選手が必要だが、本来両チームで22人必要なはずのサッカーでは子供たちに狭いフィールドで5人対5人の試合形式をさせているとし、楽しくプレーできることからサッカーに子供たちが流れるのもうなずけると危機感を口にする場面も。

 そこには、小学生だとバットが重くて振れないという現実もある。だが、これに元木はそもそも“バットを振る場所がない”とし、危険だという理由からバットを振るどころか「キャッチボールもできなくなっている」「野球する場所が少なくなってきている」と昨今の事情に触れた。

 すると、石橋は「東京はね、そういった意味じゃ本当に(場所が)ないんですよ。空き地もないし」とし、「多摩川だとか荒川だとか、ああいう河川敷でのところでやる。だから、世田谷の子だとか、江戸川区の子とか、荒川区の子とか。あのへんの子供たちがうまいんですよ」と続けた。

 これには元木も「うまいですよね」と完全同意。さらに石橋は「(その子たちは)いっつもグラウンドがそばにあるから。大輔もそうじゃん?松坂大輔も江戸川でしょ。山崎康晃もあのへんでしょ。吉岡(雄二)も足立区でしょ」と出身地が河川敷に近い名選手の名前を挙げた。

 最近は「壁にボール当ててる子供いないもんね」と石橋。元木も「あれで十分うまくなるんですよ」とし、自分たちの子供時代と様変わりした現代を憂いていた。

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