広島・新井監督、栗林を守護神に指名「同じ場所で悔しさを晴らしてほしい」

[ 2024年3月10日 17:00 ]

<広・中>中日・和田コーチ(左)と話す新井監督(撮影・成瀬 徹)
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 広島は10日、中日に0―3で敗れた。9回にはビハインドの展開で、栗林良吏投手(27)がマウンドへ。オープン戦3戦目の登板で初めて9回を任され、危なげない投球で1回無失点に抑えた。

 抑えを巡っては、栗林と矢崎が候補に挙がっていたが、新井監督は試合後に「9回は彼(栗林)で」と明言。続けて「去年の悔しい経験とかもあるだろうし、去年、3年目で初めてなかなか思い通りにいかなくて、悔しいシーズンを送ったと思う。だからこちらとしては、同じ場所で悔しさを晴らしてほしい」と思いを語った。

 この指揮官の言葉を受け、栗林は「期待を裏切らないように頑張りたいというのが一番。やらなくちゃいけないという気持ちが一層強くなる。責任感をしっかり持って、練習からやっていきたい」と気持ちを新たにした。

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