元木大介「チームが一つになれなかったのかな」 巨人の2年連続Bクラスを反省「凄く責任を」

[ 2024年3月10日 18:10 ]

元巨人コーチでタレントの元木大介
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 元巨人コーチでタレントの元木大介(52)が10日、お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲストとして初出演。2年連続Bクラスに終わった昨季の巨人を“ベンチの中の人”の視点から振り返って反省した。

 昨季まで巨人でコーチを務め、現在はタレント業のほか小学生を対象にした「ジャイアンツアカデミー」の校長も務める元木。

 石橋から「ベンチから見た去年のジャイアンツ」について「どうだったんですか?」とコメントを求められると、重い口を開いた。

 「感じてたのはやっぱり………チームが一つになれなかったのかな」と切り出すと、「まずコーチ陣がしっかりしなかったのかなっていうのは…。いろんなコーチいるんですけど、それが選手に伝わっているのかどうかっていうのもあったっていうのは僕も感じてますし。僕がヘッドコーチをやって3年目の時にBクラスになって。その時もまとめていけなかったなっていうのも正直ありました、コーチ陣を。で、コーチが縦のラインをつぶしてしまうと、やっぱり選手にも伝わってくるんで。選手もみんな個々の成績残せばいいんじゃないの?っていうふうになって、勝つって野球が一つになれなかったのかなっていうのは僕が凄く責任を感じてますね」と率直に語った。

 ここで石橋が「優勝したチームは特にそういうふうに見えるんですけど、声が出てるだとか、ベンチがバン!って映った時に阪神もそうでしたし、2連覇した時のヤクルトもそうでしたし、オリックスなんかもそうですけど。やっぱベンチの雰囲気が明るいですよね」と指摘。

 「そこでなおかつリーダーシップを取っている選手っていうのは真ん中で大きな声を出す。ヤクルトだったらムネ…村上とかって。みんなガッ!て一つになるためにチームリーダーとして試合をつくってるじゃないですか。それが、なんかこの2年ぐらいジャイアンツのベンチ見てると。う~ん…ちょっと…」と続けると、元木も「そうですね…」と静かな声で受け止めるしかなかった。

 

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