松井秀喜氏が見た大谷翔平“打撃進化”とは…逆方向への打球に驚き「パワーがあるからこそ目指せる技術」

[ 2024年3月10日 20:49 ]

<巨人宮崎キャンプ>練習を見つめる(左から)阿部監督、松井秀喜氏、高橋由伸氏
Photo By スポニチ

 現役時代ヤンキースなどでも活躍した巨人OBの松井秀喜氏(49)が9日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)にVTR出演。同番組解説者で前巨人監督・高橋由伸氏(48)との“スペシャル対談”が実現し、ドジャース・大谷翔平(29)について言及する場面があった。

 高橋氏から「松井さんから見て、大谷のバッティングのスゴいところは?」と問われると、松井氏は「もちろんパワーはスゴい。技術も高いですよね。あれだけ逆方向にでかいホームランは左バッターはなかなか打てないですよ、普通はね…あのパワーがあるからこそ目指せる技術があると思います」と話した。

 続けて「(彼は)今までの選手にないような打ち方をするでしょ?ノーステップっぽい感じで打つのに、あれだけ飛ばせる。彼も昔は足を上げて打っていたよね?」とコメント。大谷が日本ハム時代は足を上げていたが、メジャー1年目からはノーステップ打法を取り入れたことに注目した。

 「ノーステップで打てるってことは余計な動きがなくていい。(そうなると)余計な体重移動もないし、それは彼が(パワーが大事と)言っていることを彼自身が体感しているから、パフォーマンスとして出せるのでは」と持論を展開。さらに「体ができていくにつれて(今の打撃を)目指せるようになったんじゃないかな?年々すごいバッターになっているという気がしますね」と、常に“進化”し続けていることを絶賛した。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月10日のニュース