巨人ドラ1・西舘「緩急で完全に崩せた」 自信のカーブで3人ピシャリ

[ 2024年3月10日 05:22 ]

オープン戦   巨人4-6オリックス ( 2024年3月9日    京セラD )

<オ・巨>6回に登板して3者凡退に抑えた西舘(撮影・奥 調)
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 巨人のドラフト1位・西舘(中大)が6回から4番手で登板して1回を3者凡退。自己最速にあと2キロに迫るプロ入り後最速153キロの直球と、120キロ台のカーブで幻惑して「カーブを多めに使った。緩急で完全に崩せた」と振り返った。

 「制球に自信のある球種」と語るカーブで先頭の若月を空振り三振。続くセデーニョにも投げて約30キロの球速差で幻惑し、最後はカットボールで空振り三振に斬った。最後の佐野にも決め球として投げて投ゴロ。胸を張ってベンチに戻った。

 先発候補として期待されており、今回は調整を兼ねた中継ぎ登板だった。「2巡目、3巡目の打者の対応も捕手と話し合いながらやっていきたい」と西舘。カーブにも手応えを得た右腕が、開幕ローテーション入りへ向けてアピールを続ける。(青森 正宣)

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