福留孝介氏が推す中日打線「中田は5番」 その意図は? 4番は誰?に納得の回答

[ 2024年1月27日 20:18 ]

中日・中田
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 東海テレビの公式YouTubeチャンネル「ドラHOT+」が27日に更新され、「中田翔vs峰竜太スペシャル対談」が放送された。

 中田は大分での自主トレを公開し、そこで峰と特別対談。「覚悟がなければ、今回こういう決断は取っていない。野球人生がかかった、そういう決断だった」など様々な思いを率直に明かし、今季の目標に「日本一」を掲げ「監督を男にしたい」と宣言した。

 スタジオでVTRを見ていた中日OBで野球評論家の福留孝介氏は「覚悟の中に、俺はまだできるという自信がないと(決断)できない。覚悟と共に相当な自信もあるんだろうなと思う」と胸中を察し、後輩になる中田の頼もしい発言に目じりを下げた。

 そのうえで、今季の中田の打順を聞かれた福留氏は「僕は5番ですね」と明言すると、峰は「5番?」と驚きの表情。「というのは、ゲームが始まった初回で、1、2、3番というのは当たり前に回ってきます。ただ、5番に2死で回ってきた場合って、必ず得点圏に(走者が)いる状況が多い。なので、初回に勝負強さのある打者が5番にいて打点を稼いでくれると、去年ドラゴンズが取れなかった得点というものが上がっていくと僕は思う」と5番を推した。

 中日は昨季、チーム総得点の390得点はリーグ断トツの少なさ(5位の広島が493点)。課題の得点力アップに向けて、中田5番をポイントに置いた。

 ただ、その場合「4番は誰に?」という疑問が出てくる。福留氏は「出塁率のある選手が座ったらいいと思います。1、2、3、4番で塁に人がいて、5番の中田選手に回してあげる。新外国人選手でもいいですし、ホームランをという訳ではなく、つないでいく野球でいいのかなと思う」と、5番につなぐ新打線構想を説明。本塁打が出にくいバンテリンドームを本拠地とするチームならではの打線といえそうだ。

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