オリックス・頓宮 亜大の先輩・嶺井とかわした約束 昨年の首位打者は全試合出場を目指す

[ 2024年1月27日 05:00 ]

ロングティーに励むオリックス・頓宮(撮影・須田 麻祐子)
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 オリックス・頓宮が“史上最高ボディー”で全試合出場を目指す。堺市の「くら寿司スタジアム堺」で大城、茶野、池田と行っている自主トレを公開。「今までで一番体は仕上がっています。全試合出られるように。フルイニングは…守備交代させられるので、代走と守備固めで(笑い)。最後まで出られるように、守備も一生懸命やりたい」と意気込んだ。

 今月上旬には宮崎県で亜大先輩・松田宣浩氏が率いる“熱男塾”に参加。「体がみんな強い。宮崎さん、佐野さん(いずれもDeNA)にしても練習量が凄い」と、首位打者の先輩たちから刺激を受け、準備を進めた。

 「(キャンプでも)しっかり人よりも多く振り込みたい」

 同じく亜大の先輩・嶺井(ソフトバンク)とは、夕食の際に“揚げ物断ち”を誓い合った。「最後はオフシーズン、一緒に高級天ぷら食べに行こうと」

 昨季16本からの本塁打増を目標に掲げる23年の首位打者は「たまたま去年活躍できただけ。まずはタイトルよりレギュラー」と慢心は一切ない。自慢の打棒で4連覇に貢献した後、ご褒美にありつく。 (阪井 日向)

 ○…強力な“援軍”が、自主トレ先を訪れた。頓宮の出身地・岡山県で「瀬戸内シヲソバ3・5」の店主を務める松畑光彦さんは、午前6時に球場に到着。キッチンカーで仕込みを済ませ、選手、スタッフ、報道陣ら約60人に昼食として自慢のラーメンを提供した。粋な計らいに頓宮は「同郷で僕のことを応援してくれている。岡山から来てくれて、本当にありがたいですね」と感謝した。

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