阪神ドラ1・下村 卒論は“スポーツ漫画の影響力” LINEのアンケート機能で友人や同期からデータ集計

[ 2024年1月27日 05:15 ]

ノックを受ける阪神・下村(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神ドラフト1位・下村(青学大)が、「スポーツ漫画が社会に及ぼすこと」をテーマに卒業論文を書いたことを明かした。大学では、いろいろなことに疑問を持って答えを導き出す「コミュニティ人間科学部」に在籍。「(漫画の)『MAJOR(メジャー)』などを読んで、野球を始めた人がいるのか」などと興味を抱き、スポーツ漫画と競技生活の関係性などを研究した。

 データ集計のため、LINE(ライン)のアンケート機能を使って高校や大学の友人にも依頼。「“チームに回して”と送ったら何十人、何百人のところから半分ぐらいが答えてくれる」。ドラフト2位の椎葉(四国・徳島)、3位・山田(仙台育英)ら阪神の同期にも昨年12月の入団会見時に頼んだ。計2、300件の回答が、すぐに集まったという。

 この日の新人合同自主トレでは、キャッチボールやベースランニングなどで汗を流した。「(野球)人口が減っている話も聞くのですが、野球は楽しいのでみんなに知ってもらいたい」。卒論同様、投球でもクレバーさを発揮し、次は自分がプロ選手として、野球に触れてもらうきっかけになる。(杉原 瑠夏)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月27日のニュース