阪神・岩崎 無双の夏再現だ 昨年7月は守護神で10試合無失点の“ウル虎”安定感

[ 2024年1月27日 05:15 ]

限定ユニホームを着用する阪神・岩崎 (撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

 阪神・岩崎は、“無双の夏”の再現を狙う。「ウル虎の夏2024」は7月に予定される計6試合が対象。昨年の7月は10試合に登板して無失点だっただけに、今夏も存在感を見せつけるつもりだ。

 「(昨年7月の無失点は)そうだったんだ、って感じ」

 “平常運転”の受け答えでも、シーズン折り返しに差しかかり、気温の上昇で疲労も蓄積してくる夏場の重要性に関しては「夏に限らずだと思いますが、大事なんじゃないですか」と深くうなずいた。昨年は6月下旬から約2カ月、自己最長を更新する23試合連続無失点も記録。「(連続無失点はシーズンの中で)もちろんあった方がいい」と今季も“ウル虎無双”でフル回転する意気込みでいる。

 対象試合で着用するのは、14年以来10年ぶりとなる緑を基調とした限定ユニホーム。当時、プロ1年目でポジションも先発だった左腕は登板機会がなく袖を通す機会はなかった。「濃い緑がいい感じ」と頬を緩めた。

 春季キャンプは2軍の具志川スタートだが、守護神の有力候補。岡田監督の信頼の証とも言えるマイペース調整を任された。「故障に気をつけて、調整していきます」。先を見据える背番号13は、今年も勝負の夏場を難なく乗り越える。(遠藤 礼)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月27日のニュース