【センバツ】神村学園　甲子園出場の源はチーム力　小田監督「神村の野球はつなぐ野球」

3・18開幕　第96回選抜高校野球大会出場32校決定

9年ぶり出場を決めた神村学園ナイン
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　神村学園は昨夏の甲子園4強超えを目指す。

　昨秋の九州大会はベスト4止まりも、選出に選手たちはホッとした表情を浮かべた。チーム打率・382の強力打線を引っ張る4番の正林輝大（2年）は「昨年は個人として目立った選手はいなかったんですけど、チーム力で勝ち上がった。今年もチーム力を大事に戦っていきたい」と全員野球を強調した。

　正林だけでなく上川床勇希（2年）ら昨夏の主力が残る新チームのスローガンは「継勝～with気愛」だ。気愛は昨年のスローガンで自分のためではなく、誰かのために一生懸命やることが、自分に返ってくるという思い。

　小田大介監督は「気愛とともにチームの伝統をつないでいく必要がある。神村の野球はつなぐ野球」と、初出場で準優勝した05年選抜に続く旋風を巻き起こす。
　（杉浦　友樹）