【ロッテ朗希と一問一答(2)】メジャー25歳ルールには「球団との兼ね合い。少しでも近づけるように」

[ 2024年1月27日 12:56 ]

球団マークの前で写真撮影に応じる佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 今季の契約で球団と合意したロッテ・佐々木朗希投手(22)が27日、球団事務所で会見を行った。球団は前日に「契約が合意に達しました」と発表していた。昨季年俸は8000万円(金額は推定)。

 午前11時5分から会見がスタート。佐々木朗は会見の冒頭で「まずはなかなか公の場で自分からコメントを出す機会がなかったので、ファンの皆さまに報道等で誤解などご心配をおかけしてしまった。まずはそれをファンの皆さまに伝えたいなと思っています」とファンに謝罪した。

 以下は会見の一問一答

――今回の交渉の中で将来的なポスティングシステムを利用してのメジャー移籍の要望はしたか?
「入団当初から僕の目標というか気持ちについては球団と話してきた。もちろん毎年、毎年コミュニケーションは取ってやっています。その中で球団の方にも理解をしてもらっていると思っている。そういう認識でいます」

――WBCで多くの方から刺激を受けたと言っていたが、WBCを経験したことでメジャーへの思いは強くなった?
「野球選手としてレベルの高いところで野球をして、もちろんそういったところで野球をしたいと思っていました。その中でもっともっと自分自身も成長したいと思いました」

――開幕投手も期待されていると思うが、投げてみたい思いは?
「開幕投手に関しては監督が決めることだと思うので、その決め方にもよると思う。僕がどうこう言えるものではないかなと思っている。シーズンに向けて開幕メンバーに入れるようにと思っています」

――先ほどキャリアハイと話していたが、規定投球回到達と1年間ローテーションを守る上で意識する部分は?
「去年はケガもあったので、そこでチームになるべく貢献できるようにすることもそうですし、投げている時の内容もそうですし、チームの勝ちにつながることで比例してくると思う」

――今までの期間はどこで何をテーマに練習していた?
「去年とはまた違った調整になったので、体づくりをメーンに。去年は(WBCメンバー選出で)仕上げるのを早くしなきゃいけなかったので、今年はしっかりシーズンに向けてじっくり体づくりを、トレーニングをしていました」

――先発投手陣を引っ張っていきたい思いは?
「引っ張っていくとかはわからないですけど、自分のできることを精一杯やることが大事かなと思っています」

――マリーンズでプレーすることになっての気持ちは?
「去年は優勝することができなかったので。(優勝したオリックスと)ゲーム差もありましたし。チームで1つの方向に向かって2月からやっていかないといけないと思っているので、僕もチーム力になれるように自分ができることを頑張りたいと思っています」

――オフは具体的にどういうトレーニングを?
「特に変わったことはしていないです。重点的にやったこともない。バランスよくいろんな練習がある。走ることもそうですし、ウエートトレーニング、体幹と満遍なくバランスよくやりました」

――メジャー挑戦するにあたって、25歳以下ならマイナー契約しかできない。それでもいいのか、じっくり鍛えてから行きたいか?
「もちろん球団との兼ね合いもある。将来的に行きたい気持ちはありますし、ここまでコミュニケーションを取って球団とやってきたので、まずはそこに少しでも近づけるようにプレーするしかないかなと思っています」

――会見冒頭でファンへのコメントがあったが、ファンにどういうことを伝えたい?
「今季マリーンズでたくさんいい試合、いい投球を見せられるように。去年はなかなか試合で投げられなかったので、たくさん投げるところだったり、勝ち試合を見てもらえるように頑張っていきたいと思っています」

――山本由伸投手がドジャースと契約したが、メジャー挑戦にあたって山本投手と比べて何が足りない?
「全部じゃないですか」

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