昨季パ新人王のオリックス・舜平大「去年の成績を超えたい」　大阪・舞洲で自主トレ公開

＜オリックス　自主トレ公開＞自主トレを公開し、キャッチボールで調整をする山下舜平大（撮影・平嶋　理子）
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　オリックスの山下舜平大投手（21）が20日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレを公開した。昨季はプロ初登板で開幕投手を務める衝撃的な1軍デビューを飾り、9勝3敗、防御率1・61で新人王を獲得。プロ4年目は中6日でフル回転することを誓った。

　「伸ばしていきたい部分は全部。今年から中10日で回るとかはなくなってくると思うので、中6日でできる準備をしていきたい。個人としては去年の成績を超えたい」

　オフも基本的には寮に隣接する舞洲の施設でトレーニング漬け。さらにひと回り大きくなった体で、曽谷とキャッチボールするなどして汗を流した。20年のドラフト1位右腕は未来とエース候補として大事に育てられ、2年目まで1軍登板なし。昨季も3月30日の開幕・西武戦での華々しいデビュー後は、中10日などで間隔を空けて起用された。

　今季は昨季16勝の絶対エースだった山本がドジャースに移籍。11勝の山崎福も日本ハムへFA移籍し、ローテーションの軸の一人と期待される。「防御率はこだわっていますし、勝ち星も9で去年は止まったので（山本）由伸さんとか（山崎）福也さんの穴を一つでも多く埋めて、優勝に貢献できたら」と力を込めた。