“ブレない男”に!! オリックス・森「一年間いい状態でスイングできる」ように体幹強化

[ 2024年1月20日 05:45 ]

体幹強化に取り組むオリックス・森(撮影・阪井 日向)
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 オリックス・森が、沖縄県宮古島市の伊良部屋外野球場で自主トレを公開。“ブレない男”として、自身初の全試合出場を目指す。

 「一年間いい状態でスイングできることをメインでやっています。試合に出続けることに意味があるし、価値がある。ケガなく一年戦い抜けたらと」

 昨季は打率・294、18本塁打、64打点で移籍1年目で捕手としてベストナインに輝いた一方、左太腿裏を痛めて約1カ月離脱。シーズンを完走するボディーをつくり上げるため、今オフは例年より長く体幹強化に取り組んでいる。この日も上体を固定して足を上げ下げする「レッグレイズ」や、ボールを高速で左右に振る腹筋運動など、午前の約2時間を体幹トレーニングに充てた。既に打撃への効果を実感している。

 「普段の力より出さなくても、しっかりスイングできる。凄くいい練習になっている。軸がブレずに、しっかり振れていると感じる」

 昨季リーグ最多17度の決勝打の勝負強さはそのままに、「(西川)龍馬さんが入ってきて、今年はもう少し得点したい」とチャンスメークも含めたマルチな役割へ意欲。中嶋監督は若月とのさらにハイレベルな正捕手争いを期待する。「捕手のポジションは1つしかない。負けたくない気持ちもありますし、ワカ(若月)と亮(石川)と同級生みんなで高め合いながらやっていきたい」。20年、22年はいずれも打率・251と低調。隔年で活躍する傾向を打破し、“ブレずに”4連覇へと突き進む。 (阪井 日向)

 《森に聞く》
 ――中嶋監督が移籍1年目より慣れてくると話していた。
 「1年やって、いいところ悪いところをしっかり把握できました。去年の反省を今年生かさないといけない。そういった部分では去年以上の成績をしっかり残したい」

 ――打順のこだわりは。
 「こだわりは特にないですね。監督もいろんな打順をシーズン通してやるので、自分の役割をどの打順に置かれても全うしたい」

 ――宮古島での食事は。
 「自炊してます、みんなで。基本(西武・佐藤)龍世がご飯うまいんで。うまいっすよ、めちゃくちゃうまいっす。めっちゃ凝って料理作ってくれますね」

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