北別府学さん、杉下茂さん…大投手の訃報続きネット悲痛「精密機械とフォークの神様の訃報が同じ日に」

[ 2023年6月16日 18:32 ]

北別府学さんと杉下茂さん(右)
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 元広島の投手で野球解説者の北別府学(きたべっぷ・まなぶ)さんが16日午前0時33分、広島市内の病院で死去した。65歳だった。また「フォークボールの神様」として知られ、中日の初優勝と日本一に貢献した杉下茂さんが、12日午後10時18分に都内の病院で間質性肺炎のため死去したと、中日がこの日、発表した。97歳だった。

 昭和のプロ野球を彩った名投手の訃報がこの日、相次いで流れ、野球ファンたちはネット上で悲嘆にくれた。

 ツイッターには、「北別府さん、杉下茂さん 今日はプロ野球界の訃報が続くなぁ ご冥福をお祈りします」「北別府学さんと杉下茂さん 広島の大エースと中日の大エースが同じ日に訃報を聞くことになるとは…」「北別府さん 杉下さんと日本プロ野球のヒーロー2人の訃報…ご冥福をお祈りします」「精密機械 北別府とフォークの神様 杉下茂の訃報が同じ日にあるなんて…」と、悲しい偶然に驚きの声が続々と上がった。

 北別府さんは20年1月に自身のブログで成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受けた。その後もケガや病気と闘い続け、65歳の若さで旅立った。一方、杉下さんは指導の第一線を離れた後も、中日の臨時コーチを務めるなど長年、野球界に貢献した。ツイッターには、「北別府さんは早すぎるし、杉下さんは100歳まで中日の臨時コーチしてると思ってたよ……」「北別府さんの訃報にショックを受けていたら杉下さんまで…北別府さん、長く病気と闘っておられたとは知りませんでした、まだお若いのに…」と残念がる声が上がった。

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