日本ハムが選手会シート設置　新球場で12席　子どもらを招待　松本選手会長「プロになりたい思いを」

＜日本ハム＞各種目のポーズを決めた北広島市スポーツ少年団の子供たちと記念写真に納まる上沢と松本剛（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムは21日、新球場「エスコンフィールド北海道」に選手会シートを設置することを発表した。記者会見に選手会長・松本剛外野手（29）と副会長・上沢直之投手（29）が出席した。

　シートは、選手会がホームの毎試合で12席を用意し、北海道内の小学生らを招待するもの。野球だけでなく、他競技の団体に所属する小学生らも対象としている。松本剛は「自分も野球場に足を運び、そのおかげでプロになりたいと強い気持ちを持つきっかけになった。野球ではないスポーツを頑張っている子どもも含め、プロになりたいという思いを持ってもらいたかった」と設置の経緯を説明。上沢も「何かに向かって頑張るということを僕たちのプレーから感じ取ってほしい」と願った。

　会見には新球場の所在地の北広島市スポーツ少年団に所属する小学生も出席。同市空手スポーツ少年団に所属する新札幌わかば小5年の岩井慎さんは「僕は黒帯になることと、オリンピックに出ることを目標に頑張っています。プロ野球選手の練習はとても迫力があり、かっこいいと感じました。目標に向かって毎日、努力を重ねて頑張っていきます」と話した。