「源田の1ミリ」から「吉田の111メートル」!!守備で流れ変えて激アツ3ラン

[ 2023年3月21日 10:55 ]

WBC準決勝   日本―メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

<メキシコ・日本>7回、同点3ランを放つ吉田(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で09年大会以来、3大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」での準決勝でメキシコと対戦した。

 0―3の7回1死からメキシコはトレホが7回1死から四球で出塁。次打者のA・トーマスのフルカウントからトレホがスタートを切った。トーマスは空振りし、捕手・甲斐は二塁へショートバウンド送球。遊撃手・源田壮亮が好捕してタッチするも、トレホはヘッドスライディングから左手を上げてタッチを交わした。

 タッチをかいくぐったトレホの足が二塁べースから離れたようにも見えたが、判定はセーフ。源田は視線をベンチにやると、栗山監督がリクエストを要求。リプレー検証の末、判定はアウトへと覆ってチェンジとなった。

 ミリ単位の攻防を制した源田のタッチに、ライブ配信しているAmazonプライムビデオで解説を務める里崎智也が「源田の1ミリ」とコメント。サッカーW杯の「三笘の1ミリ」から連想のワードにツイッターでは「源田の1ミリ」がトレンド入り。その裏に吉田正尚(レッドソックス)が起死回生の同点3ランを放った。飛距離366フィート(約111・6メートル)と「吉田の111メートル」となった。

 だが、8回に山本由伸(オリックス)が勝ち越しを許した。

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