つば九郎「むらかみくんは、まだみどく」 侍戦士・中村からは「野球人生、過去一の試合」

[ 2023年3月21日 17:15 ]

WBC準決勝   日本6―5メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

<オープン戦 ヤ・楽>やっぱりもってた むらかみさま!試合前、WBC日本代表決勝進出を喜ぶつば九郎(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が21日、自身のブログを更新。14年ぶりの世界一奪回まで「あと1勝」に迫った侍ジャパンメンバーと劇的な勝利後にかわしたLINE内容を公開した。

 ヤクルトOBでもある栗山英樹監督(61)率いる野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、米国フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝でメキシコ代表に6―5で劇的なサヨナラ勝ち。連覇を達成した2009年の第2回大会以来14年ぶりの決勝進出を決めた。

 0―3の劣勢から吉田正尚外野手(29=レッドソックス)の2号3ランで7回に追いつき、3―5で迎えた8回には代打・山川穂高内野手(31=西武)の犠飛で1点差。9回には先頭打者の大谷翔平投手(28=エンゼルス)がヘルメットを飛ばす激走を見せて二塁打で出塁すると、吉田が四球でつないだ無死一、二塁から打撃が不振が続いていた5番・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)がこれまでのストレスを発散させるかのようなフェンス直撃の中越え二塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。

 この日行われた楽天とのオープン戦(神宮)で活躍したヤクルト若手選手を称えたあとで「むーちょばーから、しあいごれんらくありました」と愛称「ムーチョ」にヌートバーをからめて最近は「ムーチョバー」と呼んでいる中村悠平捕手(32)から連絡があったことを報告。「やきゅうじんせい、かこ1のしあいをたいけんしました!」(中村)「こちらもおなじですよ。あとは、いいめだるとえがおもってかえってきてね!もどってきたら、あいどるなみのにんきになってるよ!」(つば九郎)「むーちょばーになってかえってきます」(中村)「さむらいすわろーずのぱちり、まってるよ」(つば九郎)とのやり取りを明かしたうえで「げんきそうですよ」と続けた。

 そして、「むらかみくんは、まだみどくです。そりゃそうだよね」とし、「みんなえみふる」と定番フレーズに続いて「あす、みなさん、かいしゃ、がっこう、どうする!?」と祝日だった準決勝から一転、日本では平日朝の22日午前8時試合開始となる米国との決勝へ向けて軽い“あおり”も見せた。

 つば九郎は村上が劇的なサヨナラ打を放った後で始まったこの日の楽天戦では「きょうのひとりごと」として「いっしゅん むらびとさんになりかけましたが やっぱりもってた むらかみさま」とさすがのいじりを入れつつスケッチブックに喜びのコメントを書き込み「ちなやくのみなさん ちょっとかたみがせまくなりましたが『むね』はりましょ!!」と村上の愛称「ムネ」も入れ込んでヤクルトファンにメッセージを送り神宮を盛り上げていた。

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