大リーグ公式サイトが両リーグの新人王候補を列挙 メッツの千賀は5番目、エンゼルスのオハピーは2番目

[ 2023年2月23日 09:57 ]

メッツ・千賀(AP)
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 大リーグ公式サイトが22日(日本時間23日)、両リーグの新人王を予測、現時点の候補者を5人ずつ挙げた。

 ナ・リーグで5番目の候補者に挙がったのがメッツの千賀滉大(30)。日本球界のスターで、17年のWBCで活躍、21年の東京五輪では金メダルに貢献した。誰も投げられないお化けフォークの持ち主で、それだけでも新人王の投票を得られるのではとしている。千賀より上位に来る候補者は1番手がダイヤモンドバックスのコービン・キャロル(22)、快足で好守好打の中堅手だ。2番手はカージナルスのジョーダン・ウォーカー(20)でキャンプで右翼手で結果を残せば、ラーズ・ヌートバーを脅かす存在になるかもしれない。3番手はドジャースのミゲル・バルガス(23)内野手で父親がキューバの五輪金メダルメンバーのラサロ・バルガス。打撃センスが抜群だ。4番手はロッキーズのエゼケル・トーバー遊撃手(21)でベネズエラ出身。昨季メジャーで9試合に出て1本塁打をマークした。

 ア・リーグでは、オリオールズのグンナー・ヘンダーソン内野手(21)が1番手、ポジションは三塁か遊撃でパワーとスピードを兼ね備える。2番手はエンゼルスのローガン・オハピー捕手(23)。守備面に優れていて、チームは正捕手になる機会を十分に与えるとしている。打撃でもパワーが付いてきている。3番手はレッドソックスのトリストン・カサス一塁手(23)。21年の東京五輪の米国代表だ。4番手はアストロズのハンター・ブラウン投手(24)。優れた先発投手だが、ア軍のローテーションは鉄壁ゆえ入れるかどうかは微妙。ジョシュア・ジュン三塁手(25)は攻守に才能豊かな選手だが、ケガが心配。レッドソックスの吉田正尚外野手(29)、アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)はトップ5には入っていなかった。

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2023年2月23日のニュース