レッドソックス・吉田 1週間で5試合に出場予定 WBCに備える「ケガなく終われることがいいこと」

[ 2023年2月24日 03:50 ]

フェンウェイ・パークの”グリーンモンスター”に模したキャンプ地のフェンスの前で練習する吉田(撮影・杉浦大介通信員)
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 レッドソックスのアレックス・コーラ監督は23日(日本時間24日)、吉田正尚外野手(29)の今後のオープン戦、練習試合の出場予定を明かした。

 まずは24日(同25日)、キャンプ地フォートマイヤーズの本拠地ジェットブルー・パークで行われるノースイースタン大との練習試合に4番打者として出場する。その後、26、27日(同27、28日)はホームでのレイズ戦、ツインズ戦でプレーし、さらに3月1日(同2日)にはアウェイのアストロズ戦にも出場予定。最後に2日(同3日)、スポーツケーブル局ESPNで全米中継されるホームでのフィリーズ戦に出た後、日本への帰国の途につくという。1週間で5試合に出場し、まずはWBCに備えることになる。

 この日の吉田は用具メーカー「ウィルソン」のグローブ製作を担当する麻生茂明氏の訪問を受けた後、ジェットブルー・パークで練習メニューをこなした。

 フェンウェイ・パークの巨大フェンス、通称グリーンモンスターに模したフェンス前でクッションボールなどをさばき、フリー打撃では打撃投手、マシンを相手に合計40スイング。最高31度と気温が上がった中で、水分を多めに取りながら、翌日に迫った新天地での実戦デビューに備えた。

 練習後の吉田との一問一答は以下の通り
 ――今日はほとんどの練習をキャンプ地の本球場でこなし、いい確認ができたか。
 「そうですね。同じ形のフィールドでプレーしたので。(同じ構造のフィールド1とは)景色とか見え方が少し違うかなと思います」

 ――日本でも芝のプレー経験はあるが、こちらの芝はどうか。
 「スネークは結構あるのかなと。日本だとホットモットとか神戸でもやってましたけど、こっちの方が少し柔らかい感じはあります。やっぱ天候とか環境によるのかなと思いますね」

 ――左翼のグリーンモンスター前での守備では、定位置は少し変わってくる。
 「うーん、何か変な感じがしますね。慣れない感じ」

 ――打席に立った時、グリーンモンスターの景色は意識するか。
 「それはあんまり気にしてないです。はい、ぼやっと全体見てるんで」

 ――明日は久々の試合になるが、一番大事なのは試合勘か。
 「1日、ケガなく終われることがいいことだと思います」

 ――国旗が入ったグローブはWBCで帰国時に使えるように慣らしておくのか。
 「はい、そうですね」

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2023年2月23日のニュース