【侍ジャパン】栗山監督　25、26日のソフトバンク戦は「バランスよく出てもらって、状況を確認」

練習を見守る栗山監督（撮影・岡田　丈靖）
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　3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿（サンマリンスタジアム）が23日、第2クールを終えた。24日の休養日を挟み、25日からはいよいよ実戦が始まる。

　栗山監督は第2クールを振り返り「人間関係を含めて、色んな状況が細かいこと全部分かるということはないんだけど、改めてこれだけの選手たちが気持ちが入って集中した能力というのをすごく感じて、信頼して選手たちにやってもらう重要性を感じています」と充実感をにじませた。

　25、26日には初実戦となるソフトバンクとの壮行試合が控える。連日、ブルペンを熱心に視察していた指揮官は「今、置かれている状況がどういう状況なのか。能力は皆あるので、そこの確認だけさせてもらいたいと思う。何度も言いますけど、あさって、しあさっての2試合に関しては、ある程度みんなバランスよく出てもらって、状況を確認させてもらう。そういう感じではあります」と説明。登板予定の投手は発表されたものの野手については「コーチに全部任してるんで。全員バランスよく見させてくれっていうことしか言ってないんで。そこに関しては一切いじってない。打順、守備位置も全て含めて。確認はしてるけど。“こういうバランスでいきます”ということは聞いたので、“それだけやってください”ということで、一切いじってない、俺はちょっと絡んでないので」と話すにとどめた。

　その上で週末の壮行試合に向けて「勝ちを目指すんだけど、無理やりに勝ちに行くことはしないけれど、オープン戦というのは必然に自分たちの仕事をすれば勝っているというのが理想なので。いつもそう思っているので。無理やりに選手を使うということはしない。特にこの2試合は」と語った。