選抜出場の慶応が練習公開　清原「声援に応えられるよう」　スイング力アップに手応え

野球教室で笑顔でノックする清原（撮影・村井　樹）
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　5年ぶり10度目の選抜に出場する慶応が23日、横浜市内のグラウンドで練習を公開。西武、巨人などで活躍した清原和博氏の次男・勝児内野手（1年）は開幕まで1カ月を切った選抜へ向け「声援に応えられるよう頑張りたい」と、改めて意気込みを語った。

　テスト期間のため21日までは約2週間、全体練習ができなかったが自宅でも素振りやランニングを続けてきた清原。特に今冬はスイングスピードのアップをテーマに掲げており、テスト期間中も自宅で200～300回の素振りを続け「（スイングは）感覚的には強くなっている。打球も遠くに飛ぶようになった」と成長を実感している。

　この日の午前中には小学生向けの野球教室も開き、「がむしゃらにやっている姿を見て自分ももっと感情を出してやってもいいんだと思えた」と少年から刺激を受けた様子。チームはさらなるレベルアップを求めて3月1日から8日間、鹿児島県内で合宿を行う。清原も「一瞬一瞬を無駄にせず成長してきたい」と、さらにたくましくなった姿で甲子園へ乗り込むことを誓った。（村井　樹）