ロッテ・西野　先発再転向へ手応えの4回無失点「テンポ良く投げられた」

＜日・ロ＞ロッテ先発の西野（撮影・長久保　豊）
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　ロッテは22日、沖縄・名護市のタピックスタジアム名護で日本ハムと練習試合を行い、先発の西野が4回を投げて2安打無失点と好投した。

　14～16年には守護神として86セーブをマークした右腕は、20年にトミー・ジョン手術を受け、復帰した昨季はセットアッパーとして3勝3敗15ホールドの成績を残した。ただ、右肘の不安から連投のある救援よりも先発の方がチームに貢献できると考え、再転向を決意。今季初先発だった16日のDeNA戦は2回3安打1失点だったが、この日は課題としていた制球とテンポも安定。緩急を織り交ぜながら日本ハム打線を抑え込んだ。

　4回には140キロ後半の速球で4番・野村、5番・清宮を連続三振に仕留めた。西野は「自分のリズムで、課題としていたカウントを悪くしたり、四球を出したりすることなくテンポ良く投げることができた」と納得の表情。ただ、「もっと精度を上げられると思うので、そこが次の課題」と満足はしていなかった。