中日・岡田 投球中に右大腿骨骨折 マウンド上で転倒→救急搬送 立浪監督ショック「相当なケガ」

[ 2023年2月23日 05:00 ]

練習試合   中日6-9楽天 ( 2023年2月22日    北谷 )

<中・楽>6回から登板し、マウンドで負傷した岡田は、グランドに入ってきた救急車に乗せられる(撮影・成瀬 徹)
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 中日の岡田俊哉投手(31)がアクシデントに見舞われた。22日の練習試合・楽天戦(北谷)で救援登板した際、マウンド上で転倒。北谷町内の病院で検査した結果、「右大腿骨骨折」と診断された。

 球場内が騒然となった。6回1死。ウレーニャへの初球を投じた際に、マウンドで着地した右足を滑らせた。上向きに倒れ込んだ岡田は、そのまま身動きを取れず。転倒から20分後には救急車が到着し、同町内への病院へと搬送された。マウンドへ駆けつけた立浪監督は神妙な表情で、試合後に緊迫の状況を明かした。

 「動かそうとすると“痛い、痛い”と言っていた。(試合終了直後は検査結果が不明)動けなかったし、相当なケガだと思う」

 チームにとっても痛恨の離脱となった。今オフからサイドスローへ転向したことが奏功し、今春に実戦登板した過去3試合はいずれも無失点に封じていた。貴重な左の中継ぎ左腕として、結果を積み重ねていた直後の負傷。全治などは明らかになっていないものの長期離脱は免れないもようだ。

 ◇岡田 俊哉(おかだ・としや)1991年(平3)12月5日生まれ、和歌山県出身の31歳。智弁和歌山では4度甲子園に出場。09年ドラフト1位で中日入り。1軍デビューの13年はチーム最多66試合に登板。通算350試合で19勝23敗19セーブ、防御率3・52。1メートル78、69キロ。左投げ左打ち。

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