同学年のロッテ・佐々木朗と体操・橋本大輝が世界一の誓い「WBCの金メダルを持ち帰って見せます」

[ 2023年1月23日 00:58 ]

TBS系「S☆1」で共演したロッテ・佐々木朗と体操の橋本大輝
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 ロッテ・佐々木朗希投手と、東京五輪体操男子個人総合と種目別鉄棒金メダリストの橋本大輝が、22日深夜放送のTBSスポーツ番組「S☆1」で共演した。2001年生まれの21歳と同学年の2人が、互いの質問をぶつけ合った。

 順天堂大に通う金メダリストに「大学生で学校も行きながらスポーツで結果を残してすごいなと思います」と佐々木朗。昨年4月にはパーフェクト試合を達成した右腕に橋本は「高校卒業してすぐにプロになるのは相当覚悟がいる。その中でも毎年活躍されているのを見て、本当に刺激をもらっています」と返した。

 同学年であることに加え、男3兄弟という共通点もある。佐々木朗が次男で、橋本は末っ子。ともに競技を始めたきっかけも、兄の影響と同じだった。「最初は嫌々でしたけど、やってよかったなと今思えば思いますね」と橋本。佐々木朗は「兄弟がやっていると格好良く見えるじゃないですか。そういうのに憧れもあった」と明かした。

 視聴者の質問から話は婚期にも及んだ。佐々木朗が「僕は早い方がいいかなと思っています」と答えると、橋本は「僕は結婚するなら27、28歳くらいかなと思っている。(28年の)ロサンゼルス五輪までは競技に集中したいので、それが終わってから」と具体的なイメージを口にした。

 互いに質問もぶつけ、橋本からは昨季自己最速を更新した164キロの感覚について問われた。「意外と力を入れたわけではなくて。良いボールが行く時は、タイミングが合った時だと思う。力んだからうまくいくわけではないので、フォームのバランスでタイミング良く力が出せた時にいいボールがいくな、とは思いました」と右腕は自らの感覚を説明した。

 3月には侍ジャパンの一員として、世界一を目指すWBCが待つ。橋本から「最高のパフォーマンスをすることだけにフォーカスしていけたら、自分のことに集中してほしいなと思います」と世界で戦う心構えを込めてエール。佐々木朗は「僕は絶対にプレッシャーを感じる。試合中は基本ネガティブなので、ミスをしたらとかちゃんと考えていて、そのために準備する感じなので。それぐらい自信がつけられるように練習したい」と話した。

 橋本は9月に世界選手権が待つ。「個人総合と団体総合で2冠したいなと思います」と宣言すると、佐々木朗も「WBCの金メダルを持ち帰ってきてお見せします」と約束。ともに世界の頂点を獲った者同士として再会することを誓い合った。

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