巨人・梶谷 35歳シーズン復活第一歩 手術後初の守備練習「だいぶ良くなってきた」3月実戦復帰目標

[ 2023年1月22日 05:30 ]

悲壮な覚悟で打撃練習する梶谷(撮影・西尾 大助)
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 今季35歳シーズンを迎える巨人・梶谷が、復活を目指す。昨年5月に左膝の手術を受け、今オフに育成選手契約を結んだ17年目のベテラン。開幕に照準を合わせ「もちろんそこは目指したいですし、プランの中で動いてという感じ。結果を出すしかない」と決意を新たにした。

 川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行い、手術後初めて外野の守備練習をこなした。合同自主トレ中の新人に交じってノックを受け「1年ぶりくらい。(コンディションは)だいぶ良くなってきましたよ」と明るい表情を見せた。20年オフにDeNAからFAで巨人に移籍後は、腰、左膝の手術を受け、納得のいくシーズンを過ごせていない。21年は61試合、昨年は出場なし。4年契約の3年目の今季は、育成選手で迎えたが原監督も「梶谷だって黙っちゃいない」と期待している。

 今季は丸が中堅から右翼にコンバート。「ポジションというよりまずはレギュラーを獲らないといけない。どこを守るかは、僕はどこでも」とする。春季キャンプは2軍スタートだが、3月中の実戦復帰を目指す。

 室内練習場でのマシン打撃では、両手の間を空けてバットを握り快音を響かせた。数年前から試しており「左手を離すとヘッドが立ってくる。左手10で右手0という感覚で今打っている」と左手でボールを捉える感覚を重視し、復活への道を探る。(川島 毅洋)

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2023年1月22日のニュース