ロッテ・吉井監督「三振もOK」 5年目・安田の長打力に期待「初球からバンバン振ってほしい」

[ 2023年1月22日 22:38 ]

ロッテの吉井監督
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 ロッテの吉井理人監督(57)がTBSラジオ「石橋貴明のGATE7」に出演。期待の“若手選手”として今年プロ5年目を迎える安田尚憲内野手(23)の名前を挙げた。

 吉井監督は番組冒頭「去年は長打力が弱くて、レアードとマーティンが本塁打が少なくて得点能力がすごく下がったんですが、若いのにも長打を期待できる選手がいる」とコメントし、山口航輝と安田尚憲の名前を挙げた。

 これにパーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明は「清宮、村上、安田は当時高校“3羽ガラス”みたい言われていて、長打力がある左打者。村上はこの4年間で3冠王獲るまで成長した。それなのに本塁打9本は寂しすぎる」と反応。

 吉井監督は「そうですね。清宮だって18本打ってるんです。“最下位”ですよ3人の中では。(それなのに)9本でキャリアハイとか言って喜んでた」と嘆いた。

 石橋から「安田君は中距離ヒッターを目指してるのでは?」と質問されると、吉井監督は「それでもいいんですけど、ヤスはあまり足が速くないので。この子が無死から一塁出ちゃうと逆に迷惑なんです(笑)」と冗談交じりに答えると、スタジオは爆笑。

 再び石橋から「動きずらい?」と尋ねられると、今度は「はい。後半なら代走を送る作戦もありますけど、前半に四球選んで、よっしゃー!って一塁いかれても迷惑なんです。初球から振っていってほしい。あんまり初球を打つタイプじゃなくて、四球を結構選ぶんですけど、チームにとってはあんまりプラスになってないんじゃないかと…」と持論を展開。

 続けて「(安田は)初球から二塁打でもいいので強い打球を打つようにしていった方がいいと思ってます。データを見ても引っ張った方がいい打球が出てる。その方が本塁打も出ますし打球速度も速いので、カウントがいい時は思いっきり引っ張ってくれたらいいなと。三振もOKです。バンバン振っていった方がいい」と力説。

 将来の展望については「ゆくゆくは4番を打ってくれるといいなと思うようなバッターですけれど、今の感じで4番に置くと“迷惑な感じ”になってしまうので5、6番かなと思っています。練習を見ていても飛距離を出せる選手なので、そういうのは持って生まれ特徴だと思っているので本塁打を打てる4番になれるのではないかなと…」と期待していた。

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