阪神・藤田「我慢」で1軍初出場つかむ!　ソフトB・甲斐から「自分に生かせるものをしっかり聞けた」

キャッチボールを行う阪神・藤田（撮影・成瀬　徹）　
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　高卒4年目を迎える阪神・藤田が大分でのソフトバンク・甲斐らとの合同自主トレを打ち上げて鳴尾浜で再始動した。年始から2週間ほど参加。育成ドラフト入団で日本代表の正捕手まで上り詰めた甲斐から説かれた「我慢」の重要性を胸に刻み、1軍初出場を期した。

　「どうやってはい上がったのか気になって参加させていただいた自主トレでもあった。今の自分と重ねながら話を聞いてましたし、自分に生かせるものをしっかり聞けた」

　グラウンド上、そして食事の席も共にし、扇の要としてのイロハを吸収。「オープン戦、交流戦ともにソフトバンクと試合がある。自分もその場所にいられるように」と競争を勝ち抜いて1軍で成長した姿を見せることを誓った。（阪井　日向）