ソフトバンク嶺井の新本塁打パフォは「バウポーズ」松田宣浩直伝、佐土原町の中心で「バウバウバウ」と叫ぶ

[ 2023年1月16日 14:12 ]

巨人・松田から伝授された“バウポーズ”を披露する嶺井(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクに今季からFA加入した嶺井博希捕手(31)の新たな本塁打パフォーマンスが決まった。16日に亜大の先輩でもある巨人・松田宣浩内野手(39)らと宮崎県宮崎市佐土原町で行っている合同自主トレの最終日を公開した。手打ち締めのあとに、打撃練習を行った野球場の一塁ベンチ前で松田から不意に、新ポーズのレクチャーを受けた。

 「俺が“熱男ポーズ”をやるので、嶺井は“バウ”でいけや。はい、そこで、バウバウバウやー!」と松田から指導を受け続けた。

 DeNA時代の愛称は「バウ」。少し聞き取りにくいハスキーボイスで、何を言っても犬の英語での鳴き声「BOW(バウ)」に聞こえるためだった。合同自主トレの仲間たちの間にも「バウ」が浸透した。熱男塾の塾長自らが、身ぶり手ぶりまで教え込んだ。

 「子どもでも分かるようにカタカナがいいんんじゃないんですか」と嶺井は、カタカタ表記での「バウポーズ」にすると決めた。両手首のリストを思い切りくねらせて、沖縄の守り神「シーサー」のように威嚇。「バウ、バウ、バウ」と叫び、歓喜するものだ。

 嶺井は実働9年で通算20本塁打でキャリアハイは3度記録した5本塁打。「はい、打ちました」との設定で、何度も新ポーズを繰り返し練習した。福岡で育った人気者、松田のお墨付き。無茶ぶりで生まれたが、新たな話題となりそうだ。

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2023年1月16日のニュース