茨城で3年ぶりオール早慶戦 全慶大が勝利 新主将・広瀬隆太が3安打 来春へ「背中で引っ張りたい」

[ 2022年11月27日 18:35 ]

オール早慶戦   全慶大6―3全早大 ( 2022年11月27日    ひたちなか市民 )

オール早慶戦で3安打をマークした慶大・広瀬
Photo By スポニチ

 早大、慶大の現役部員にOBを加えた混成チームによるオール早慶戦が27日、茨城・ひたちなか市民球場で行われた。3年ぶりに開催され、全慶大が6―3で勝利した。

 新主将に就任した広瀬隆太内野手(3年)は「4番・三塁」で出場。初回に左前適時打を放つなど、背番号10を背負って臨んだ初の対外試合で3安打1打点をマーク。来春のリーグ戦に向け「リーグ戦ではあまり自分の打撃ができなかったんですけど、リーグ戦終わってから課題を見つめ直してやってきたので。レベルアップできたかなと思います。あまり言葉で引っ張るタイプではないので、全選手の模範となる行動を取って、背中で引っ張りたいです」と意気込んだ。

 前主将・下山悠介内野手(4年)も2回に中越えソロを放つなど2安打1打点。新旧主将が勝利に導き「慶応のユニホームを着てやれるのは最後で、かみしめて臨みました。後輩と偉大な先輩たちと楽しみながらできたので、いい一日でした」と笑顔。主将を引き継ぐ広瀬にも「無理をせず自分らしくできることをやってチームを引っ張ってもらいたい」とエールを送った。

 また、西武からドラフト1位指名された全早大・蛭間拓哉外野手(4年)は、早大のユニホームでの最後の対外試合。2回に左翼線二塁打を放ち「楽しんで野球をやると試合前に思いながらプレーしたので、このユニホームを着るありがたみを感じながらプレーしました。見に来てくれた方のためにも、これからいいプレーができるように頑張りたいです」と気を引き締めた。

続きを表示

2022年11月27日のニュース