岡島秀樹氏　藤浪は「米で通用するタイプ」、メジャーでの活躍の鍵はインコース攻め

岡島秀樹氏
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　レッドソックスなどで活躍した岡島秀樹氏が27日、沖縄セルラースタジアム那覇での「MLBドリームカップ2022」に参加。ホームランダービーでは鈴木誠也の投手役を務めるなどした。イベントの後、囲み取材に応じ、このオフのメジャー挑戦を決めた阪神・藤浪晋太郎の活躍に太鼓判を押した。

　「藤浪君は日本で苦労されていたところもありますけど、僕はアメリカで通用するタイプだと思っていた。早く行ってほしいなと思っていたし、一花咲かしてほしい」

　成功への鍵はインコース攻めだという。

　「日本の打者はインコースは抜けたら危ないというので、踏み込むのが怖いし、投手も（それに合わせて）構えちゃうところがある。でも、むこうの打者はどんどん来る。藤浪君は力で行けるタイプ。インコースを怖がらず、当たっても良いからどんどん投げる勇気、彼にはそれがあると思うし、続けてやってほしい。そこをうまく見せられれば、外のスライダー、スプリット系のボールが生きる。後はシンカー系、2シーム系のボールを覚えて行けば幅が出て、良い成績を残せる」と根拠を語った。