中日・木下は2000万円アップの年俸6800万円で更改 初の規定打席到達も「悔しいシーズン」

[ 2022年11月27日 12:30 ]

<中日契約更改>2000万円増で契約更改し、来季への意気込みを語る木下(撮影・椎名 航)
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 中日の木下拓哉捕手(30)は27日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、2000万円アップの推定年俸6800万円でサインした。

 「今年は順位も最下位。自分のせいでこういう順位になったと思う。どのような条件でもサインする気持ちでいた。自分が思っていたよりも評価していただいた」

 今季は開幕から20打席ノーヒットと苦しんだが、4月に打率・333と立て直した。新型コロナウイルス感染や、腰痛などもありながら、120試合に出場して打率・246、6本塁打、48打点。自身初の規定打席到達も果たした。

 開幕の巨人戦で5番を務めるなどクリーンアップで起用されることも多く、6月24日の阪神戦では初の4番を務めた。攻守で奮闘した1年だったが「規定打席には初めて到達したが、成績も去年より落ちているし悔しいシーズン」と振り返った。

 今オフは阿部が楽天、京田がDeNAにトレードとなるなど生え抜きの野手が相次いで他球団に移籍。来季へ向け「阿部さんも京田も抜けて野手の顔ぶれが変わる。チーム全体を見て引っ張っていけたら」と決意を語った。

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2022年11月27日のニュース