オリ、長打力不足解消へ怪力助っ人リストアップ Dバックス傘下、レアンドロ・セデーニョ

[ 2022年11月24日 05:00 ]

ダイヤモンドバックス傘下のレアンドロ・セデーニョ(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 オリックスが来季の新外国人候補として、レアンドロ・セデーニョ内野手(24=ダイヤモンドバックス傘下)をリストアップしていることが23日、分かった。

 リーグ3連覇、2年連続日本一へ、まだまだ補強の手を緩めることはない。白羽の矢を立てたセデーニョはベネズエラ出身の右の大砲候補で、今季初めて3Aに昇格し、14試合で打率・291、2本塁打、10打点。2Aでは109試合で打率・310、30本塁打、93打点の成績を残した。驚異的な長打力が武器で、主に一塁を守るスラッガーだ。

 長打力不足の解消は最重要課題だ。「ラオウ」こと杉本やT―岡田、外国人野手が開幕から軒並み不振にあえぎ、チーム89本塁打はリーグワースト。133発だった21年シーズンから44本も減った打撃不振は前半戦の低迷要因の一つとなった。

 さらに不動の主砲だった吉田正がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指すため移籍する可能性が極めて高い。得点力ダウンが避けられない状況で西武から国内FA権を行使した森の獲得に成功したが、まだ打てる手は打つ。大砲獲得は急務。常勝軍団構築へオリックスが本気だ。

 ◇レアンドロ・セデーニョ 1998年8月22日生まれ、ベネズエラ出身の24歳。一塁手兼外野手。15年からドミニカ共和国のルーキーリーグでプレー。今季は主にダイヤモンドバックス2Aで、初めて3Aにも昇格。2Aでは109試合で打率・310、30本塁打、93打点。マイナー通算461試合で打率・289、74本塁打、306打点。1メートル88、88キロ。右投げ右打ち。

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