中日・高橋宏、2100万円アップの3500万円で更改 “朗希超え”に「しっかり評価していただいた」

[ 2022年11月24日 11:53 ]

巨大なハンコを持ってポーズをとる中日・高橋宏
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 中日の高橋宏斗投手(20)は24日、ナゴヤ球場で契約交渉を行い、2100万円アップの推定年俸3500万円でサインした。高卒2年目でブレークを果たし、高卒3年目の年俸ではロッテ・佐々木朗希の3000万円を超える金額となり「しっかりと評価していただいた。納得してサインした」と笑顔を見せた。

 今季は3月30日のDeNA戦(バンテリンドーム)でプロ初登板を果たすと、2戦目の4月7日のヤクルト戦(神宮)では6回6安打3失点と好投し、自ら決勝打を放って初勝利を挙げた。

 その後も登板間隔をあけながらローテーションを守り、19試合登板で6勝7敗、防御率2・47、規定投球回未達ながらリーグ3位の134奪三振と強烈なインパクトを残した。シーズン後には侍ジャパンの強化試合のメンバーにも選出された。

 未来のエースを期待される20歳は「1軍で完走できるとは全く思っていなかった。落合さん(ヘッド兼投手コーチ)、立浪監督が間隔をあけたり気を遣ってくださったおかげで、ここまで投げられたと思う」と飛躍の1年を振り返り、来季へ向け「まずは中日ドラゴンズの日本一。中6日で回る準備はもう始まっている。来年は安心して投げさせられるようになりたい。投げる試合で負ける気はない。自分の中では全勝を目標にやりたい」と意気込んだ。

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2022年11月24日のニュース