DeNA育成入団の元ロッテ戦力外・西巻が入団会見「ここではやり残すことがないように」

[ 2022年11月24日 15:47 ]

入団会見を終え萩原チーム統括本部長(左)とともに記念撮影するDeNA・西巻
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 今オフロッテから戦力外通告を受けDeNAに育成契約で入団した西巻賢二内野手(23)が24日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は129。

 西巻は仙台育英から17年ドラフト6位で楽天に入団も、19年オフに自身1度目となる戦力外通告を受けた。ルーキーイヤーは25試合に出場。1軍出場経験のある高卒2年目が戦力外通告を受けるのは、NPB史上初となった。

 そして、同オフにロッテの入団テストを受け合格。支配下契約を勝ちとり、3年間プレーした。だがロッテでは13試合の出場にとどまり、今オフ2度目の戦力外通告を受け、8日のトライアウト(楽天生命)に参加。4打数無安打に終わったが、俊足で二遊間を守れる巧みな守備が、DeNA関係者の目にとまった。

 会見では「DeNAさんは雰囲気がよくて溶け込みやすいチーム。自分は楽天、ロッテと2度戦力外を受けましたが、誰も(若くして)こんな経験はしていない。振り返ると、やり残したことがある。もう少しできたなと。ここではやり残すことがないように、という思いが強くあります」と話した。

 同席した萩原龍大チーム統括本部長は「評価ポイントとして、内野の全ユーティリティー性に加え、さらに今年外野もチェレンジした。サイズの割にしっかりとした力のある打撃、そして走力と、全般的に評価して獲得させてもらいました」と説明した。

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2022年11月24日のニュース