7連敗ヤクルト高津監督、タイムリー欠乏症に「難しい。毎日いろんなことを考えているんですけれどね」

[ 2022年8月12日 23:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー4DeNA ( 2022年8月12日    神宮 )

<ヤ・D15>ヒーローインタビューを受けるソトを横目にグラウンドを後にする高津(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは村上宗隆内野手(22)が球団最速の100打点到達となる先制41号ソロを放ったものの、2位・DeNAとの直接対決第1戦を逆転で落とし7連敗となった。

 5戦連続で適時打が出ず、DeNAに6ゲーム差と迫られた試合後の高津臣吾監督(53)の一問一答は以下の通り。

 ――村上のHRで先制したが。

 「とってもすぐにとられてしまうので、常にベンチが重い雰囲気になってしまうという感覚でしたね」

 ――先発の小川が6回4失点。

 「点をとった後にとられちゃいけないわけじゃないですけれど、やっぱり試合展開的に難しくはなりますね。いいムードになってきたときに、追いつかれる、いいムードになってきたところで、2ランを打たれる。リードしても一瞬、すぐに追いつかれてしまう。常に追いかけているような感じにはなりましたね」

 ――村上が100打点に到達。

 「長打、HRをしっかりと打てている。その前にランナーが出てくれている、それを還すことができているのはいい傾向、今年1年ずっと、ここまで来られたのかなと。最近ちょっとタイムリーが出ないですけれど、一振りで1点とれるバッターですから、いい状態であることは間違いないと思いますね」

 ――村上の前に走者をためたい。

 「ムネの前にランナーがいるのと、ムネの後、どう還すかというところだと思いますね。タイムリーが全然出ないので、誰かが一本というような感じで思っているんですけれど、難しいですね。毎日いろんなことを考えているんですけれどね」

 ――チャンスを作ってもあと一本が出ないのは歯がゆい。

 「まあまあまあ、ミスもたくさんあったので、なかなかそんな甘いもんじゃないと思いますね」

 ――丸山和をプロ初の1番で起用するなど打順を組み替えた。

 「どうですかね。まあ、うーん、あそこ(2点を追う8回無死一、二塁。打席の塩見がバントを空振りし、二塁走者の丸山和が飛び出してアウト)で飛び出すようでは、だめですよ」

 ――塩見のバント空振りでの走塁ミス。

 「バントもできなかったし、走塁もあの1プレーでね、凄く大きな1プレーだったと思いますね。バントできない、走塁もアウトになってしまう」

 ――2番で出場した宮本が2二塁打に1四球とアピール。

 「非常に彼はハングリーさがあって、泥臭く野球をやるタイプなんですけれど、結果もついてきましたし、いい仕事をしたと思います」

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2022年8月12日のニュース