【甲子園】好守備連発の海星 8回2死満塁では二塁手・峯がスーパーキャッチ 加藤監督「感無量」

[ 2022年8月12日 19:58 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   海星4ー2天理 ( 2022年8月12日    甲子園 )

<天理・海星>8回、ニ飛を好捕し、ベンチ前で加藤監督に抱擁される海星の峯(右)(撮影・佐久間 琴子)
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 海星が好守備を連発し、天理に勝利。ネット上では海星の守備を称える声が相次いだ。

 3-1の2回2死一、二塁で天理・戸井零士(3年)の放った打球がセンター方向に飛んだ。中堅手・河内夢翔(3年)が背走しながら最後はダイビングキャッチ。抜けていれば同点は免れない場面での好捕に大きな拍手が送られた。

 さらに4-2の8回2死満塁では、またしても戸井の右前に落ちそうなフライを今度は二塁手・峯蒼一郎(2年)が下がりながらダイビングキャッチ。すぐに立ち上がって右拳を突き上げてガッツポーズすると、甲子園はどよめきが沸き起こった。

 この回から守備で入った1メートル61の小兵が美技で天理に傾いた流れを止めてリードを死守すると、先輩達は大興奮。加藤慶二監督も峯がベンチに戻ってくると、頭をなでて迎え入れた。

 ネット上では海星の好守備に「鳥肌もの」や「すごすぎ」など称賛の声が相次いだ。

 加藤監督は試合後、峯のビッグプレーに「勝ち負け別として、ああいう気持ちが入ったプレーはすごく嬉しかった。感無量です」と目尻を下げて喜んだ。

 峯も「捕った瞬間はとても嬉しくてガッツポーズをしてしまいました」と照れ笑い。「切り返しの練習だったり、いつもやっていたので飛び込んだら捕ることができました」と振り返り「加藤先生(監督)はあまり褒めないので初めて褒められて嬉しかったです」と喜んだ。

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