【甲子園】鶴岡東 近江・山田から2発11安打 2戦5発の強打鮮烈 敗退も満員聖地から万雷の拍手

[ 2022年8月12日 17:17 ]

第104回全国高校野球選手権 2回戦   鶴岡東3-8近江 ( 2022年8月12日    甲子園 )

<近江・鶴岡東>3回無死一塁、鶴岡東・土屋は近江・山田から左中間に2点本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 鶴岡東(山形)は近江に3-8で敗れ、2019年以来3年ぶり16強はならなかった。

 相手先発は今秋ドラフト候補右腕の山田。1点を追う3回、先頭の投手・渡辺が左越えへ同点ソロ。さらに7日の盈進(広島)戦で2発を放った2番・土屋が2戦連発、今大会3号となる左中間2ランを放つなど2本塁打で逆転。選手権では昨夏の明徳義塾(高知)・代木―加藤以来9度目となる先発投手&捕手のバッテリー本塁打を記録した。

 しかし、直後に再び逆転を許し、打線も4回以降追加点を奪えなかった。それでも好投手に11安打を浴びせた強打線に場内からは大きな拍手がおくられた。

 佐藤俊監督は「途中、得点とれるところでとれなかったのが離された一因」と悔しさをにじませた。山田に対しては「甘い球を積極的に狙っていくということを試合前に確認していた。それについては想像以上に選手たちが頑張ってくれて、非常によくやった。(3回途中からリリーフした)矢部も持ち味出してくれた」とナインを称えた。

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