【誠也と一問一答】「映画を見たいなと思った」フィールド・オブ・ドリームス 日本人初安打となる決勝打

[ 2022年8月12日 13:02 ]

フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム(ナ・リーグ)   カブス4-2レッズ ( 2022年8月11日    アイオワ州ダイアーズビル )

試合後、記者会見場で取材に応じるカブスの鈴木(撮影・笹田幸嗣通信員)
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 トウモロコシ畑に囲まれた「フィールド・オブ・ドリームス・スタジアム」でカブス・鈴木誠也外野手(27)が躍動した。初回2死一塁、レッズ先発・ロドロから左中間へ先制二塁打。同スタジアムでは日本人初出場&初安打。鈴木にとって2試合ぶりの安打が記念すべき決勝打となった。3打数1安打1打点で勝利に貢献。通算打撃成績は72試合で256打数64安打で打率・250、9本塁打、34打点となった。試合後の鈴木の一問一答は以下の通り。

 ――この球場でプレーして今の気持ちは
 「まず勝って良かったっていうのと、凄く球場の雰囲気も良かったですし、凄く楽しい気分で野球ができました」

 ――フィールド・オブ・ドリームスの球場で日本人で初めてプレーした気分は
 「運が良かったなというか、はい。運が良かったです」

 ――どんなところが一番楽しかったのか
 「映画は見ていないんですけど、入場シーンであったりとか、今まで味わったことのない雰囲気で凄く鳥肌が立ちましたし、凄く感動したんで、その状況のまま試合に入れたので、凄く感情的にもなっていましたし、とにかく勝てて良かったです」

 ――素晴らしい経験ができたと思うが、厳しいスケジュールでの試合でもあった
 「もちろん疲れとかもありますけど、その疲れが吹っ飛ぶくらいな、凄くいい雰囲気でやれたので良かったです」

 ――先制打のあとすごく喜んでいた
 「勝ちたいという思いが凄く強くあったので、なんとか先制点というのもありましたし、凄く嬉しかったです」

 ――入団した時からここでプレーするチャンスがあったのを知っていたか
 「もちろん、知っていました」

 ――思っていたことと実際にプレーして違ったことは
 「凄く楽しかったですし、映画を見たいなと思いました」

 ――とうもろこし畑の球場は日本にあるのか
 「ないです(笑)」

 ――実際の印象は
 「なんかすごい広々とした、なんて言うんですか、とうもろこしだらけで最初びっくりしたんですけど、この中で試合するというのは凄くいいなと思いながらグランドに立っていました」

 ―――番楽しかったところは
 「映画に出ていた幽霊役の人とキャッチボールしたことが楽しかったです」

 ――とうもろこし畑からフィールドに出た時のインパクトは
 「待っている間は英語が話せないんで、すごく時間が長く感じて英語を勉強したいと思ったんですけど、あそこの球場に出た瞬間に凄く鳥肌が立って、早く野球がしたいなという気持ちになりました」

 ――幽霊役の俳優は誰でしたか
 「それは分かりません(笑)」

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