大谷の19号ソロ 解説・武田一浩氏も大喜び「僕の時、今年初めて!」“クローザー大谷”も推奨

[ 2022年7月9日 11:48 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―5オリオールズ ( 2022年7月8日    ボルチモア )

野球解説者の武田一浩氏
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は8日(日本時間9日)、敵地オリオール・パークでのオリオールズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。9回の第5打席に、6試合ぶりの本塁打となる中越え19号ソロを放った。自身のオールスター先発出場決定の“祝砲”となったが、生放送したNHK・BSでは、解説を務めた武田一浩氏(57)にとっては“今季初アーチ”となり大喜び。エ軍のサヨナラ負けには継投に苦言を呈し、「クローザー大谷」を推奨していた。

 大谷は、1点リードの9回2死の第5打席で初球のチェンジアップを完ぺきに捉えて中越え19号ソロ。ベーブ・ルース生誕地での2年連続弾となった瞬間、放送席では、冷静な解説で知られる武田氏が「僕の時、今年初めてなんですよ」と声を弾ませた。

 昨年はエンゼルス戦の解説を務めた際に、大谷の本塁打を7本も目の当たりにした武田氏。しかし、今年はこの試合の前まで1本も本塁打は出ず、最近は、エンゼルス戦の解説を務める度に「僕の時はまだ1本も打ってないんですよ」とぼやき続けていた。それだけに、武田氏にとってもうれしい一発になったようだが、エンゼルスのまさかのサヨナラ負けには「7回までデトマーズを投げさせれば勝てたんですよ」と継投ミスを指摘し、「大谷がクローザーで出てもよかった」と何度も話していた。

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