由伸攻略法も不発 ロッテ井口監督「球数を120球投げさせたが…」

[ 2022年7月9日 21:37 ]

パ・リーグ   ロッテ1―3オリックス ( 2022年7月9日    ほっと神戸 )

<オ・ロ>4回無死一塁三塁、安田の遊犠飛で本塁に滑り込む高部を迎える井口監督(撮影・後藤 正志)
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 試合後のロッテ・井口監督は「山本攻略法」が不発に終わったことを認めた。

 「甘い球を狙いながら、球数を投げさせようとミーティングした。実際に120球を投げさせたが、あと一本が出なかった」

 2点ビハインドの4回無死一、三塁で、安田の浅い遊飛で三塁走者・高部が果敢にタッチアップし1点を返したが、奪った得点はこれだけ。リーグ屈指の右腕を8回までマウンドから引きずり下ろすことができなかった。

 先発・小島は5回2失点と粘ったが、指揮官は「代えるタイミングが遅すぎた」と振り返る。

 6回から小野、東條、ゲレーロと惜しみなく勝ちパターンを投入。月曜日がオフであることを視野に、「今日、明日は中継ぎを突っ込んでいこうとした」と打ち明けたが、追いつくことはできなかった。

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