西武・山川 球宴本塁打競争に出場意欲 スタミナ不安も、ファンに「非日常」提供

[ 2022年7月9日 09:45 ]

西武・山川
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 参院選の7月10日の投開票に先駆けて、6日に「マイナビオールスターゲーム2022」のファン投票最終結果が発表された。

 楽しみの一つが本塁打競争。昨年と同様に、2人が2分間球数無制限で本数を競うルールで、同点の場合は1分間の延長戦を行う。

 選手は2分間バットを振り続けることになり、これが過酷。今年は最多得票で選出された西武・山川は本塁打競争出場に意欲を示した上で、「僕バテるので…。そろそろ優勝したいけど、優勝できる気がしない…」と笑いを誘っていた。

 過去には見逃しを除く1人10球のルールで行われていた時代もあった。普段の試合では、投手と打者が間合いを取って一球入魂の勝負を繰り広げている。現在の本塁打競争では、フリー打撃よりも速いペースでどんどん球が投げ込まれていく。

 選手はケガだけには気をつけて、ファンは夢舞台ならではの「非日常」を味わうことができる。メジャーはもっと過酷。4分間に球数無制限で本塁打数を争う。エンゼルス・大谷が昨年、ヘトヘトになって笑顔を見せる姿が話題を呼んだ。

 NPBの球宴は7月26日(ペイペイドーム)、27日(坊っちゃんスタジアム)に開催。出場選手は同12日までに7本塁打以上しているか、昨年15本以上打った選手の中からファン投票で選出される。(記者コラム・神田 佑)

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2022年7月9日のニュース