阪神・青柳 “一番対戦したくない打者”近本の言葉が、姿勢が、勇気をくれる

[ 2022年7月9日 08:00 ]

セ・リーグ   阪神8―0ヤクルト ( 2022年7月8日    神宮 )

甲子園での試合前練習で近本(右)と話す青柳
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】甲子園での試合前練習で阪神・青柳と近本が言葉を交わす場面をよく目にする。右腕に聞けば、中堅というマウンドの“真後ろ”から見える近本なりの率直な感想を伝えてくれるという。「“昨日あの球種が多かったですね”とか、思ったことをバンバン言ってくれる」。

 会話が弾むのも“最も嫌な打者”だからだ。「僕からしたら一番対戦したくない。僕が息詰まっている時、左打者に打たれ出した時に、どういうことをされたら嫌なのかとかを聞いて。いつも参考になる」。

 前夜に途切れたものの、青柳も連続試合安打記録の継続を願っていた一人だ。「どんなタイプからも打って普通にすごい。試合中の準備とかも見ているので」。そんな頼れる後輩の援護弾は何より心強かったはずだ。(阪神担当・遠藤 礼)

続きを表示

2022年7月9日のニュース