“二塁打王”阪神・佐藤輝、三塁打で先制Ⅴ撃 「1個でも先(の塁)に行こうと」好相性・高梨撃ち

[ 2022年7月9日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神8―0ヤクルト ( 2022年7月8日    神宮 )

<ヤ・神>初回2死二塁、右越えに先制の適時三塁打を放ち、ベースに滑り込む佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 青柳の完封や近本の待望の1号が飛び出した一戦だが、勝利をグイッと引き寄せたのは佐藤輝だ。初回2死二塁からの第1打席。高梨が投じた低めの直球をすくい上げた一打は右翼フェンスを直撃した。今季の二塁打はリーグトップの25本。その“二塁打王”は打球が外野を転がる間に二塁も蹴り、一気に三塁を陥れた。

 「1個でも先(の塁)に行こうと思った」

 今季4本目の三塁打が先制打なり、結果的には勝利打点も記録。試合前の時点で今季は高梨に対して打率・429と好相性を誇っていた。神宮球場では景気づけに敵軍の親会社の人気商品「タフマン」を飲み干すことを恒例としており「当たり前でしょ。速攻、飲みましたよ」とニヤリだ。首位相手の3連戦で初戦を快勝し「いい流れに持ってていけると思うので良かった」と連勝を期した。

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2022年7月9日のニュース