首位独走ヤクルトに緊急事態 高津監督、山田哲人ら14人がコロナ感染 9日の阪神戦中止

[ 2022年7月9日 15:10 ]

試合前練習の準備が整った神宮球場だったが、ヤクルトナインに新型コロナウイルス陽性者が多数発生したため試合は中止となった(撮影・西川祐介)
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 ヤクルトは9日、主将を務める山田哲人内野手(29)ら選手11人と高津臣吾監督(53)、石井弘寿投手コーチ(44)、スタッフ1人の計14人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。14人は現在、自主隔離され、所轄保健所の指示を待っている状態だという。

 陽性判定を受けた選手は山田のほか高梨裕稔投手(31)、田口麗斗投手(26)、清水昇投手(25)、松本直樹捕手(28)、内山壮真捕手(20)、奥村展征内野手(27)、長岡秀樹内野手(20)、青木宣親外野手(40)、丸山和郁外野手(22)、浜田太貴外野手(21)の計11人。山田と浜田は8日に体調不良を訴え、PCR検査を受けたところ、陽性判定となった。その他の12人は9日の定期PCR検査で陽性判定を受けた。

 なお、多数の新型コロナウイルス陽性者が出たため、9日午後6時から神宮球場で予定されていた阪神戦は中止となった。

 ヤクルトは現在、優勝へのマジックナンバー「49」が点灯中。2位・巨人とは12ゲーム差とリーグ首位を独走しているが、監督を含めた主力級選手たちがコロナ感染という緊急事態となった。

 また、2軍でも今月4日に今季初の登録抹消となった川端慎吾内野手(34)とスタッフ1人が新型コロナウイルス陽性判定を受け、この日のイースタン・リーグDeNA戦(平塚)が中止となっている。川端は現在、発熱と頭痛の症状があるという。

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