阪神 代打・梅野のV撃で連敗ストップ 湯浅はプロ初勝利

[ 2022年6月24日 21:33 ]

セ・リーグ   阪神6―4中日 ( 2022年6月24日    甲子園 )

<神・中>8回、梅野は勝ち越しの2点適時打を放つ。投手清水(撮影・北條 貴史)
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 阪神が中日との接戦を制し、連敗を3で止めた。

 値千金の勝ち越し2点打を放ったのは梅野だ。4―4で迎えた8回、佐藤輝、大山の連打などで2死満塁の好機を作ると、代打で登場した梅野が中日3番手・清水から執念で左前へ。2者が生還し、塁上で派手なガッツポーズを披露した。8回に登板した湯浅がプロ初勝利をマークした。

 試合は序盤から一進一退の攻防となった。阪神は2回、2死満塁から青柳の中前打で2点を先制。3回に同点とされるも、6回1死から近本、佐藤輝の連打などで1死満塁とし、糸原が勝ち越し2点打を放った。糸原は大野雄に対して通算39打数13安打の打率・333。相性のいい数字そのままに、好機で効果的な一撃が生まれた。

 大野雄には5月6日にバンテリンドームで対戦した際、延長10回2死まで完全に抑えられていた。この夜は序盤、中盤ときっちり得点を重ね、竜のエースをノックアウト。ただ青柳も粘り切れず、2点リードの8回に3安打を集中され、4―4に追いつかれた。拮抗したシーソーゲームにケリをつけたのは背番号2だった。

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2022年6月24日のニュース