ソフトバンク甲斐が長いトンネルを少しだけ開拓する9試合ぶり安打で14試合ぶり打点

[ 2022年6月24日 20:50 ]

パ・リーグ   ソフトバンク―日本ハム ( 2022年6月24日    ペイペイD )

<ソ・日>6回、適時打を放つ甲斐(撮影・岡田 丈靖)          
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 長いトンネルの中を、少しだけ開拓できた。ソフトバンク甲斐拓也捕手(29)が9試合ぶりの安打を放ち、14試合ぶりの打点を刻んだ。24日の日本ハム戦に「9番・捕手」で出場。4―1の6回1死三塁での3打席目にフルカウントから上沢のボール球になったナックルカーブに食らい付いた。打球は中前へと転がった。一塁を回ると、ランナーコーチの本多コーチから肩を叩かれた後にモミモミされ、少し笑っていた。

 「ランナーを還そうという気持ちだけでした。とにかく頑張っていくだけです」

 打点は3日の中日戦以来で、安打は9日の阪神戦まで遠ざかっていた。いつもより、バットを短く持っていた。打撃不振で、試合後でも室内でバットを振り続ける姿が藤本監督の目にも留まっていた。本拠地ドームで、少しだけ光が差した。

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