ヤクルト・高橋 6回4安打2失点 奪三振リーグトップ74 6勝目の権利を持って降板

[ 2022年6月24日 20:15 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2022年6月24日    神宮 )

<ヤ・巨>3回を投げ終え帽子を取ってベンチに戻る高橋(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルト・高橋奎二投手(25)が24日の巨人戦(神宮)に先発。6回を投げ4安打4K2失点と好投し、6勝目の権利を得て救援陣へバトンを渡した。高橋はこれで巨人・戸郷、中日・柳の73奪三振を抜き、リーグトップの74奪三振とした。

 この日は強い風が吹いていた神宮のマウンド。初回1死走者なしでウォーカーに右前打で出塁されるも1死一、二塁の場面で4番・岡本和を一ゴロに仕留める。なお2死二、三塁で坂本を迎えるがスライダーを3球続けて投じ中飛に打ち取り無失点に抑える。

 高橋は制球がバラつく中でも要所を締めるピッチング。3回に、連打から1死一、三塁のピンチを招き岡本和の中犠飛で1点を返されるが、4回、5回は3者凡退に仕留める。6回にも連続四球から大城の右前適時打で失点したが、それ以上の得点は許さず。打線の大量援護もあり、7-2とリードを保った状態で降板した。

 高橋の巨人戦は今季2戦2勝で防御率1.80。また、前回登板は12日のソフトバンク戦で、自己最多タイとなる10奪三振6安打118球の熱投で和田に投げ勝ち、レギュラーシーズン初完封。自己最多5勝目を手にしていた。チームは高橋の快投で今季2度目5連勝。交流戦を18試合制ではいずれも12球団最高の14勝4敗、勝率.778で終え、97年以来3度目となる両リーグ40勝一番乗りを達成していた。

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