阪神・矢野監督 熊谷や山本ら伏兵の活躍に「また使いたいなという感じの結果と姿見せてもらえた」

[ 2022年4月21日 22:31 ]

セ・リーグ   阪神5ー7DeNA ( 2022年4月21日    横浜 )

<D・神>5回、ベンチの矢野監督(撮影・島崎忠彦)
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 阪神は4回に代打・小野寺の満塁弾で逆転に成功したものの、先発・斎藤のあとを受けて登板した馬場が痛打を浴び逆転され、6回降雨コールド負け。チームは開幕からビジターゲームの連敗が12となった。

 以下は阪神・矢野監督との一問一答。
 ――スタメンで起用した2人(熊谷、山本)が躍動した。
 「しっかりしたね。なかなか頭で使ってやるというところがなかったけど、まあ、途中からいきながら、うん。今日はスタメンやったけど、いい中身を見せてくれたので、また(スタメンで)使いたいなっていう感じの結果と姿を見せてもらえたかなと」

 ――小野寺も2ストライクから満塁弾。
 「もちろんね、代打で打つのは簡単じゃないしね。もちろん甘い球だと思うけど、それをしっかり仕留めたっていうのも立派やし。まああいつもこれが今シーズンの初ヒット。まあ、1本出たんでね。またスタメンで出るチャンスを自分でつくってほしいし、どういう形であれ、あいつも勝負がかかっているんでね。そういう気持ちでこれからもいってくれたらと思います」

 ――小野寺はムードメーカー的存在。打てば盛り上がったのでは。
 「まあまあそれは、もちろん勝ち越しのね。そういうムードも上がる1本やったんで。もちろんそうなったと」

 ――それだけにちょっとリードを守り切れなかった。
 「守り切れなかったって言うか1番、逆に言うと苦しい勝ちの最後の6、7、8(回)やったらだいぶ形は決まりだしてきたけど、そこの形がまだどうしてもあれやし、馬場にもう一人もう一人というところがね、こういう結果になったんで。それは俺も受け止めなあかんし」
 
 ――雨でマウンドのぬかるみもあった。
 「赤土はすべるしね、投げにくいのはもちろんあるけど、そんなん言い出したら…」
 
 ――この展開で勝てない歯がゆさは。
 「もちろん、俺も歯がゆいよ」
 
 ――打線は熊谷、山本がいい働き。3番には佐藤輝。
 「何か流れが作れるようにというか、きょうはダン(小野寺)の本塁打があったけど、なかなか1本、最後の点をとるところ出ないというか打線のつながりが見えないので打順を変えたりしてるんやけど、なかなかうまくいかんね」
 
 ――普段出ていない選手の頑張りで主力選手にも刺激。
 「もちろんね、みんな必死でやっているし、でも中心で出ているやつらが引っ張っていくのが1番大事なことっていうのはね。スタメンで出るのはある程度、責任があるので。もちろん、引っ張ってもらわないと困るかなと思う」

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2022年4月21日のニュース