DeNA・池谷プロ初勝利、牧はバースデー弾 V打の藤田は「牧の42歳の誕生日を勝利で飾れて良かった」

[ 2022年4月21日 21:40 ]

セ・リーグ   DeNA7─5阪神 ( 2022年4月21日    横浜 )

<D・神>傘を差してヒーローインタビューに答える池谷(左)と藤田(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは21日に阪神と対戦。6回裏、無死一、二塁の場面で雨足が強くなり、コールドゲームとなり、7─5で勝利した。DeNAが横浜スタジアムで阪神に3連勝するのは、07年9月24日から26日以来、15年ぶりとなった。2番手で登板した2年目左腕の池谷蒼大投手(22)はうれしいプロ初勝利となった。

 1点を先制された直後の3回無死二、三塁で4番の牧が右中間へ3号逆転3ラン。24歳のバースデー弾でチームに勢いをもたらすと、再び4回に逆転を許したが、この日1軍に復帰した楠本が右越え1号ソロを放ち1点差に詰め寄った。

 そして5回。2死二、三塁で代打・藤田の場面。阪神2番手の馬場の暴投で同点に追いつくと、2死三塁となったところで、藤田が中前へ勝ち越しの適時打。さらに楠本がこの日3安打目となる右前打でつなぎ、続く太田が左翼へ適時打を放って突き放した。

 新型コロナウイルス感染者が相次ぐ中、牧は20日に復帰、さらにこの日復帰した楠本が本塁打含む3安打。少しずつ戦力が戻ってきた。6回裏の中断中には、牧の誕生日でファンからハッピーバースデーソングが送られた。さらに決勝打を放った39歳の藤田はお立ち台で「牧の42歳の誕生日を勝利で飾ることができて良かったです」と発言。39歳のベテランのユーモアあふれる言葉が、チームの上昇気配を漂わせていた。

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